菊花結び
9月9日は陽の極数(ごくすう)が重なるので重陽(ちょうよう)といい、菊の花のいわれから菊の節句と呼ばれる。
数字の奇数は陽、偶数は陰であり、9は一桁の窮まりだから極数なのである。
日本のしきたりを学びながらこういうことを教わった。
そこで、菊の節句にちなんで、紐を使って”菊花結び”を習った。
手作り小物などにこれを付ければ上品な感じがする。
作り方は簡単だが、綺麗に仕上げるのは細い紐なのでなかなか難しい。
一生懸命にやっているときは楽しくて、お茶の時間が遅れてしまった。
柚の香りのお茶に、お菓子はハマグリの貝殻にいっぱい詰め込んだ桜の味のゼリー。
いつもお茶とお菓子の調和がよく考えられていて、先生は心を砕いて準備されていることと思う。
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