バスの優待パス
市で70歳以上の高齢者にバス料金を補助する制度がある。
私もここ数年この優待パスを買っていた。
今回、新しく次の1年のパスを購入する書類が来た。
バス会社が一般に売り出している優待パスは、1万円で買って、利用する時は、それに1路線100円を支払う。
市が、高齢者にその1万円のところをある程度補助してくれるものだ。
今までも、毎年のように補助額が減っていた。
昨年は5千円だったが、今年は補助額が4千円で、つまり、6千円払ってパスを買い、さらに乗るごとに往復で200円払わなければならない。
今まで大体1か月に2回乗って、少し得かなという程度だったが。
市内には車で行くので、電車で遠出するときだけパスを使っていたが、もう割に合わない。
買わないことにした。
建造物が次々と立派に建て直されたり、税金の無駄遣いが目に余るほどであるのに、わずかな補助金を削って、老人を外出しづらくするなど、腹立たしくてならない。
バス会社の経営は苦しいに違いない。
市営バスがないのだから、民間バスは半ば公営と同じで赤字路線でも運行せざるを得ない。
市が出来るだけ補助して、バスの利用客を増やすのが町の活性化につながるのは自明の理であるはずなのだが。
今日も、客が一人も乗っていないバスが走っていた。
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