遊園地へ校外学習

那須塩原市に住む三男から、お正月には帰れないだろうとの電話があった。

もう今のこの状況ではこちらが危ない。

三男の長男で小学校6年生の泰ちゃんは修学旅行で鎌倉へ行く予定だったのが中止となり、近くの那須ハイランドパークへの校外学習になったそうだ。

那須塩原市の小学校、中学校の生徒たちすべてが一日の貸し切り遊園地に集まった。

先生方は、コロナ禍で、全生徒を安全に、思い出に残る行事をと、様子を見ながら、さぞかし知恵をしぼられたことであろう。

先生方の涙ぐましい努力を感じる。

修学旅行といえば、一生のうちでも忘れられない思い出となる。

私の小学校修学旅行は京都だった。

当時、倉敷から京都まで行く列車に乗るため、夜中に出発したのを思い出す。

こんな時、乗り遅れる子がいて、周囲を慌てさせながら、後から途中で追いついたものだった。

新京極の通りを歩き、丸物百貨店で買い物をした。

小さいころからピアニストを目指していた友達が月に一回お父さんに連れられて京都までお稽古に行っていた。

その女の先生に喫茶店で3人がご馳走してもらったことも思い出の一コマとなっている。