コレステロール検査

わずかの間に総コレステロール値が22も下がっていたのは、やはり何かの間違いだった。

近所の内科医院で検査してもらった結果、

総コレステロール270　　LDL169　　HDL88　　中性脂肪68　　

が今の数値である。9月の検査では、

総コレステロール263　　LDL164　　HDL74　　中性脂肪90　　

だったから、２ヵ月で、改善されたのはHDLが14上がり、中性脂肪が22下がったことだ。

善玉が上がればどうしても総コレステロールも上がる。

今度の医者は、必要とおもわれる検査はすぐしてくれる。

コレステロール値と同時に甲状腺機能の血液検査もしたが、甲状腺機能は正常だった。

「甲状腺機能低下症」になると、LDLが上昇するので、それを確かめたわけである。

2か月間、変えたことといえば、卵は調理に必要な時だけにした。お菓子、チーズはやめた。

天ぷらは作らず、炒め物にした。

アーモンドを毎日20粒ほど食べている。

医者は「総コレステロールが高いけれど、善玉が高いから比率を計算してみます」と言われたが、

すぐに、躊躇なく「心筋梗塞になるようなこともありますから、コレステロール値を下げる薬を飲みましょう」といわれた。

1か月間薬を飲んだ後、「頸動脈エコー検査」をすることになった。

「頸動脈エコー検査」では、動脈硬化の有無がわかり、血管内が狭くなったり、つまったりしていないかチェックできる。

必要な処置は次々に打ってくれる。

私は毎日、運動もし、食事にも気を付けている。それでも脂質異常症の数値が悪くなるのは、自分の体質と加齢によるものだから、もう薬を飲まずに頑張るほどでもないとあきらめた。