映画「博士と狂人」
12月中までの映画の前売り券を買っていたので、今のうちに行かなければ、と急に思い立ち、解説カタログを見て面白そうな「博士と狂人」を見に行った。
オックスフォード英語大辞典」の誕生にまつわる実話を綴ったノンフィクション小説が映画化されたもので、大画面での映像、音声は映画ならではの迫力がある。
博士がメル・ギブソン、狂人を演じたのはショーン・ペンで、大辞典編纂で深い関りをもつことになる。
どちらも口の周りがひげもじゃで、若いころの映画ばかり見ていたので、すぐには気が付かなかった。
2人とも素晴らしい名優だと思った。
最後は、刑務所に収監されていた精神を病んだ元軍医が、イギリスの内務大臣であったウィンストン・チャーチルの、「国外に追放する」という計らいで、晴れてアメリカに帰国することになる。
チャーチルの時代にこんなことが起きていたのかと興味深かった。
当分は脳裏に残る映画のシーンを思い出すという楽しみがある。
| 固定リンク
最近のコメント