美化清掃を終える

年末美化清掃は大方の人が参加するが、多めに用意したお菓子は残った。

子供を連れてきて手伝わせる人もいるので、別に子供用も用意していたが、見かけた子供はひとりだけだった。

残ったお菓子を役員さんたちに分けることにした。

それは買ってきた私の裁量で分配する。

若い副会長は子供が二人いるので、洋菓子のブッセを沢山あげた。

別の60代の副会長に「おたくは大人だけですよね」と言ったら、「子供はいないけど、ばあさんがいる」といわれた。

お菓子を喜ばれるおばあさんなのだろう。

高齢のお母さんを喜ばせてやりたいと思われる気持ちがほほ笑ましい。

この人は自治会館のすぐ近くに家庭菜園を持っていて、自治会館で会合した後には、「大根持っていく？」などと言って、すぐに引き抜いてきてくれる。私は泥付きの大根2本ををぶら下げて帰る。

１年の締めくくりの行事に、大勢の人が参加して、少しの間でも近隣の人たちと交流の場が持たれたことが何よりだったと思う。