どんど焼き
この辺りは農村地帯だったからか、五穀豊穣を祈って、このように盛大な「どんど焼き」を行う風習があるのだろう。
今日は、開始前からその一部始終を見た。
木や枝を高く積み上げる。
みんなが持ってきたお飾り、しめ縄、お守りなどを飾る。
中には、書道の書初めを練習したものもある。
それからお清めのお酒を全体に振りかける。
お酒は飲むのだとばかり思っていた。
そして火入れ。一気に燃え盛る。
自分の書初めの紙が燃えるときは見あげて行方を追う。
高く上がるほど字が上手になると言い伝えられ、軽い紙が舞い上がるのを見て喜ぶ。
一方では、グラウンドの隅に、力のある人たちが焼け跡の灰を埋めるための大きな穴を掘る。いつも大体同じ場所に埋めるそうだが、昨年の跡はほとんど見当たらない。
炎がほとんど消えてから、それぞれ自宅で作ってきた団子を長い竿の先にくっつけて残り火の上にかざして焼く。
焦げないようにアルミホイルで覆ったりしている 。
いつもならこの場で食べる人もいるそうだが、コロナ下でここでの飲食は禁止されている。
今日は面白い伝統行事をじっくりと見せてもらった。
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