ちょっと引っかかった話

スマホ教室でメルカリの出品を勧められ、６品出したが、出したと言っても、売れたら家に取りにくるそうで、すべて家に置いてあるのだが、1週間ほど前に売れたからと、アシックスの革の太極拳シューズを別の人が取りに来た。

その後4,5日たっても連絡がないので、名刺をもらっていた、最初にうちに来た同じ地区に住んでいるという男性の携帯に電話をした。

出ないので、月曜日が定休日なのかなと思って、次の日の火曜日にまた電話した。

すると数回の呼び出し音の後、プツッと切れた。

これはおかしいと、スマホを買った大手携帯会社のショップに電話して事情を話した。

「おたくで”無料スマホ教室”を紹介されたんですから、その会社がいい加減なことをしたら、おたくの責任問題でもありますよ」

「連絡を取ってお電話させます」

間もなく、最初に家に来て、6点の出品料と出張料とで5千円支払った男性から電話が来た。

「体調を崩したもので」電話に出られなかったそうだ。

すぐ後で、靴を取りに来た人から「相手から入金されたら持っていきます」と電話があった。

それから今日、お金を持ってきた。

「〇〇さんはここの地区の人ですよね？」

「いいえ、・・地区です」

「・・観音の近くに住んでいるんじゃないですか？」

「△△神社の近くのようですが」（もうこの会社と縁が切れている様子だ）

信用させるために嘘をついていたんだ・・

最初に住所を聞かれ、「・・地区です」

「僕も・・ですよ。近くですねえ」

「（同じ姓の）市会議員の〇〇さんは？」

「おじさんのおじさんの・・・です」

「近所の〇〇さんは？」

「それも親族です」などと言っていた。

5千円を損したが、オレオレ詐欺にあったわけでもないし、もともと不要になった品物が売れて、少しでも戻ればそれでいい。

この時期、若い人たちも困っているのだろうし、怒る気にもならない。

今日は若い人達が女性も含め、3人でやってきた。

わずかのお金を届けに。

「今後ともよろしくお願いします」と、こちらはまじめな人達のように思われた。