ソーラークッカーのイヤリング
【ソーラークッカーのイヤリング】
【おとなしいマルくん】
捕獲した猫を飼ってくれている友達のHさんは、お化粧はしたことがないし、服装もまったくこだわらない人だ。
その彼女の顔に何だか似つかわしくないものがぶら下がっているのを何度か見かけていた。
「清川しっぽ村」を一緒に見学に行った際、いつも応対してくれる男性が、「それは何ですか?」と尋ねた。
「これは太陽光で料理するソーラークッカーのイヤリングなんです」
装飾品を手作りして売っている人がソーラークッカーを広めるためにつくっているそうだ。
そうか、この不似合いのイヤリングを付けているのは、ソーラークッカーを人に知ってもらうためだったのだと知った。
それで、片っぽだけ、マスクのヒモにぶら下げていたのだった。
良いことはどしどし、周囲に勧める。
塀のない家の庭には通りを歩く人の目に入るよう「憲法9条の改悪反対」の立て看板が立てられている。
これも勇気のいることだ。
クルがなかなか慣れてくれなくてもどかしい思いがしているが、友達のところのマルくんも、なかなかのようだ。
臆病そうな顔をして、箱の奥から見ている。
「清川しっぽ村」の人の話では、白猫はだいたいおとなしい性格だそうだ。
大事にしてもらっているマルくんが早く抱かれるようになればと、散歩の途中で覗きたくなってしまうのだが、見知らぬ他人に覗かれることもマルくんにストレスを与えているだろう。自重しなければいけない。
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