「おとっつぁん」
クルツの毎朝の決まり事と言えば、6時半ごろ私を起こす。
私はまず、歯磨きをして、猫のトイレを掃除して、カリカリフードを器に入れる。
もう傍で、ニャンニャンと催促している。
私の足の間に滑り込み、しばらくナデナデ、ブラッシングなどに身を任せ、それから食べ始める。
食べ終わったら、チンとお座りして、ネズミのおもちゃで遊んでくれるのを待っている。
ねずみを取り出すと、待ってましたとばかりに、ひときわ大きな声で”ニャーニャー”と鳴く。
与えっぱなしにすると、すぐにおもちゃが使い物にならなくなるので、糸を付けて一緒に遊ぶ。
これだけで私の朝の時間は30分ほどなくなる。
友達の庭先で話をしていると、「ただいまー」と元気な声でお孫さんが学校から帰ってきた。
友達に名前を聞くと、「タイチというの」
「いい名前ね。だれが付けたの?」
「う~ん。おとっつぁんが付けた」(娘さんの夫)
後日、どんな”おとっつぁん”かと思えば、とてもイケメンだった。
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