「どんど焼き」
《焦げるので炎が消えてから長い竿の先に串刺しした団子を焼く》
昔から伝わる伝統行事には土地に住む人々の願いがこめられていて、一つ一つに意味がある。
お正月の仕上げは、一年間の無事を感謝して、神社やお寺で願掛けした紙類や縁起物と、さらに今年一年の無事をお祈りしてお正月のお飾り、門松などを焼く。
どんど焼きは新しい年の幕開けを祝う行事である。
私は、ビニール袋で覆われたままの飾りつけは袋から出し、プラスチックの飾りが混じっている場合は取り除き、有害物室を燃やさないように点検した。
地区内に消防署があって、5,6人の消防署員が火が消えるまで見張ってくれていた。
今日は3か所のどんど焼き現場へ出かけるそうだ。
そうした中、「具合が悪い人がいるから救急車を呼んで~」という声が上がった。
70代の女性が一時意識を失い、吐いたという。
向き合って話をしていた人の話では、相手の目が急にぐるぐるしだして異常が起きたと感じたそうである。
意識はすぐに戻って、話もできたが、30分ほど待ってやってきた救急車に「よろしくお願いします」と言いながら乗せられていった。
その人は「今日は具合が悪い」といっていたそうだ。
いくら近くでも年寄りはいつ何時、何事が起きるかもしれない。体調にが不安がある場合は外出は控え、万が一の手筈も整えていたほうがいいかもしれないと考えさせられた。
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