飾り物の急須を普段使いに
何年も前、デザインが気に入って買ったものの、使いにくそうなのでずっと飾りのように置いていた清水焼の急須。
最近は、何でも使い尽くそうと思っているので、使っていて割れても構わないしと、普段使いにすることにした。
お湯の注ぎ口は狭く、胴体は長い。
茶葉を濾してお茶を注ぐときはいくつもの小さな穴から出るので、注ぎ口を茶葉がふさいでお茶が出にくくなる。
数年前お稽古していた煎茶のお点前を思い出した。
”何度も急須を起こしながら、5つの茶碗に少しづつ行きつ戻りつしながら、最後の一滴まで注ぐ”
お茶葉を網で濾して出すのとは全然味が違う。
急須の中で、じっくりとお茶の味が浸み出る。
お点前では二煎目で捨てるが、もちろん色がなくなるまで何煎でも淹れる。
| 固定リンク
最近のコメント