どんど焼きの景品
私の住んでいる地域は農家が多かったから、昔から「どんど焼き」という風習がある。
自治会で、毎年、お正月が明けた後の日曜日に行っている。
3,4本の青竹を混ぜて、竹や木を高く積み上げたどんど焼きの柱を組み立てる。
それに家から持ってきたお正月飾りなどを飾り付ける。
火を付ける前には清酒を振りかける。
長い竿にお団子を刺してどんど焼きの火にかざして焼いたものをござを敷いて家族で食べる光景も見られる。
自治会では、参加者に景品を配ることにしている。
今まではちょっとした日用品などをくじ引きにしたり、参加者全員に配っていた。
自治会長が、”アルミ箔やティッシュペーパーなどを景品用に買う”と言っていたので、私は異を唱えた。
「私はアルミ箔もティッシュペーパーも全然使いません」
すると、会長は「お鍋をくじ引きで当てた人に、鍋なんかいりませんと言われたことがある」と言った。そりゃそうだ鍋なんて余計に要りやしない。
そこで私が当日の景品一切を任されることになった。
くじ引きでは、1等のモロゾフの焼き菓子は年末にデパートで買っておいた。
2等以下は他の役員さん2人と、生協に行った。
2等はチーズ、3等は果物缶詰、4等は甘栗、5等は葛湯にした。
全部私が好きなものばかり。
そして参加者全員に配るのは、100円の袋菓子にした。
手前味噌ながら、私もくじを引きたい。
くじというものは、”当たれば運が良い”とうれしいものだから、役員もくじ引きに参加できるようにしてもらおうと思っている。
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