親の介護の苦労
ウォーキング中、遠くで3人の女性が立ち話しているのが見えた。
すぐ近くになって、2人は私の友人であった。随分話し込んでいるようだが、もう1人は誰だろう。
この辺りの人は大体顔を見知っているはずだがと、思いながら話に加わった。
なんと、私がよく知っている隣の地区の人だった。
向こうはあまり記憶がないようで、私が誰だか思い出せないようだ。
お互いにマスクをしているせいもある。私も名前を聞いてわかった。
「家を通りの方へ引っ越されたといわれてましたよねえ。いつも大きな犬を散歩させていましたよね・・」というと、
「え?そんなことを言っていましたか?その通りなんですが・・」
「母を介護していて、その間の記憶がとんでしまっているんです」
その人の目だけ見れば、少しくぼんで、別人のように老け顔に見えた。
数年間の介護に明け暮れた生活が、こんなに顔の印象を変えてしまうほどに、心の持ちかたが容姿に影響するものなのだと感じさせられた。
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