『老い』についての本
20年ほど前に買った南 和子さんの『女性の英会話』を、読み直していて、社交上手なこの女性はどういう人なのかと、ネットで調べてみた。
筑摩書房から本を数冊出版していて、『暮しの老いじたく』『老いを生きる暮しの知恵』の2冊を購入した。
著者は64歳のとき、骨粗鬆症から3か月も歩けなくなるひどい腰痛に見舞われた。
以後、それを克服するために行ってきた様々な努力や、老いに備えて準備すべきことや心構えなどが細かく綴られている。
75歳からを後期高齢者と呼ぶには、私たち同級生が集まって話をするとき、だれもが納得している。
血圧が高くなったり、コレステロール値が上がってきたり、骨折の話も珍しくない。
南 和子さんは、
”年をとればとるほど「健康」とは、医学的にいう病気や障害を持っていないかどうかよりも、精神的に前向きに、周りの人とよい関係を保って、明るい気分で一日一日を暮らすことができるかどうか、これがまず第一なのではないだろうか。”
と言われている。
年をとることをただ悲観的に思わず、まだまだ人生を楽しくする気持ちを持ち続けたいと思う。
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