足の小指のウオノメ
10年以上前に足の小指を骨折して、その時の処置がいい加減だったせいで、タコができたり少し治ったりしながらも、外出用の革靴も履いてきた。
ところがこの半年ぐらい前からは、たった一足のウォーキングシューズ以外は足が痛くて履けなくなってしまった。
この一足の靴さえ痛さを感じることもある。
コロナ下で外出することも減り、冬の間はズボンを穿いているので足元は目立たないしで、どこへ行くにもグラウンドゴルフをするときと同じウォーキングシューズで出かけていたのだが。
これからは歩くことが一番大事と、次に備えて外出用のウォーキングシューズと遊び用のウォーキングシューズの2足、気に入りを見つけて買ってあるのだが、いつまでたっても履くことができない。
もう春が近いのに何とかしなければと、やっと思い立った。
外反母趾のせいもあるかもしれないと、整形外科で診てもらうのがいいか、腫れている指に塗る薬をもらうために皮膚科へ行くべきか迷った。
場所もよく知っている、昔からある皮膚科が、スマホで調べると評判がいいことがわかったのでそちらへ行くことにした。
狭い医院内に、”午前中75人、午後75人までとします”という張り紙もある。
先生はご高齢で、ていねいに診てくださる。
「これはタコというよりウオノメですね。少し痛いですが削りましょう」
確かに赤く腫れた小さいコブの真ん中に、小さい目のように固いものがある。
これが、少し大きくなって固くなったらポロリと剥がれ、すぐにまたできる。
「血は出ませんか?」「血が出ないところまでを削ります」
ほんの少し痛かったけれど、盛り上がっていた皮膚が平らになった。
「これは繰り返し起きるかもしれませんが」
靴を履くと、とても楽になった。
塗り薬をもらって、今まで我慢するんじゃなかった。次に痛くなったらいつでも来ようと思った。
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