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2023年5月16日 (火)

薬でコントロールされている体

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退院から50日後の前回の診察では、カルベジロールの服用だけが、1錠から2錠に増えた。

それまでは順調に家の周りを歩けるくらいになっていたのに、次の日から、目まいがするようだし、気分がよくなくて、寝たり起きたりと、逆戻りしたようだった。

もしや薬を増やしたのが症状を悪くしているのではと、病院に電話して、医者に1錠にしてもよいか、たずねてもらった。

「具合が悪い様なら減らしてもいいが、なるべくなら飲んでほしい」と伝えられた。

やはり、飲んだ方がいいのかと、続けているうちに、体が薬の量に順応してきたのか、少しずつ気分がよくなっていった。

今回の診察で、カルベジロールがさらにその2倍に増やされたが、今度は急に調子が良くなり、体が軽く、気分もよくなった。

心不全の回復には、”適度の運動をする” のがいい、とも書かれている。

そして、ネットで、カルベジロールの効能について、《血圧を下げたり、脈を遅くする。少量から徐々に増量する。心臓の働きがよくなっていく》

が、《投与初期または増量時は心不全の悪化、めまい、低血圧、などの症状が表れることがある》とも書かれてあった。

まさに、この通りのことが自分の体で起こっていると自覚した。

 

《心不全の回復には、適度の運動をするのがいい》 とも書かれている。

運動など先のこと・・・と思っていたが、元気が出てくると ”適度の運動をする” ことに自然と気持ちが向かって、初めて家の周囲から範囲を広げた。

2000歩、足慣らしができた。

 

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