薬でコントロールされている体
退院から50日後の前回の診察では、カルベジロールの服用だけが、1錠から2錠に増えた。
それまでは順調に家の周りを歩けるくらいになっていたのに、次の日から、目まいがするようだし、気分がよくなくて、寝たり起きたりと、逆戻りしたようだった。
もしや薬を増やしたのが症状を悪くしているのではと、病院に電話して、医者に1錠にしてもよいか、たずねてもらった。
「具合が悪い様なら減らしてもいいが、なるべくなら飲んでほしい」と伝えられた。
やはり、飲んだ方がいいのかと、続けているうちに、体が薬の量に順応してきたのか、少しずつ気分がよくなっていった。
今回の診察で、カルベジロールがさらにその2倍に増やされたが、今度は急に調子が良くなり、体が軽く、気分もよくなった。
心不全の回復には、”適度の運動をする” のがいい、とも書かれている。
そして、ネットで、カルベジロールの効能について、《血圧を下げたり、脈を遅くする。少量から徐々に増量する。心臓の働きがよくなっていく》
が、《投与初期または増量時は心不全の悪化、めまい、低血圧、などの症状が表れることがある》とも書かれてあった。
まさに、この通りのことが自分の体で起こっていると自覚した。
《心不全の回復には、適度の運動をするのがいい》 とも書かれている。
運動など先のこと・・・と思っていたが、元気が出てくると ”適度の運動をする” ことに自然と気持ちが向かって、初めて家の周囲から範囲を広げた。
2000歩、足慣らしができた。
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