友達からの手紙
パソコン操作がお手のものの友達のSさんが作って、6月の同期女子会の際みんなにくれた、10年前からの写真集と名簿を、当日欠席した二人に、Sさんと私が郵送することにしていた。
私は、次回の開催予定まで決まったことを手紙で知らせ、写真集と名簿を同封した。
それから2週間以上たっても何の返事もない。もしや体具合でも悪いのかな? と気にかかっていた。
昔から、いつも自分で着物をリフォームした素敵な洋服に身を包み、手作りの装飾品のブローチなどを纏い、優雅な雰囲気を漂わせている人だった。
もう返事も来ないだろうと思い始めた頃、やっと手紙が来た。
オシャレな人らしく、切手も封筒も、封印も心の行きとどいたセンスのよいものだった。
手紙では、71才から始めたオカリナが、コロナ禍で教室が閉じられ、3年ぶりに新しい教室を見つけ、通い始めたこと。
新しい教室では、地域のお祭りで演奏する予定で、楽しみに練習に励んでいることなどが書かれていた。
”脳トレになるかな?”と少し期待しているそうだ。
数年前、『”断捨離”でもう手作りすることは止めた!』と言っていた。
ともかく、80才になった今でも楽しみを見つけだし、脳トレまで期待している。
体の不調が伴うなかでも、自尊心を持ち続けるには、何かしら努力が必要であり、自然の気持ちだと思う。
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