岡山のマスカット
三度の食事が苦になっていたとき、先生の許可を得て、毎日、朝はヨーグルト、昼はカロリーの高いアイスクリーム、夕飯にはゼリーを付けてもらっていた。このほんのちょっとのおいしいものに誘われて、”何とかこのぐらいは”と食事を進めていたようなものだった。
そんな時、岡山の弟から、マスカットとピオーネが送られてきた。
「でっかい!」と息子がびっくりするぐらいの大粒のマスカットだった。
郷里の岡山では、昔から高級見舞い品といえば、マスカットだった。
家で買って食べるには値段が高すぎて、少し粒の小さい”ネオマスカット”をよく買っていた。
それから10年ぐらいたって、赤紫色のピオーネが出回るようになった。
岡山といえば,温暖な気候が適していて、中でも「白桃・マスカット」は絶品だ。
懐かしいマスカットは、上品な甘さに豊かな水分。毎日2個ずつ味をかみしめながら頂いた。
昔よりさらに風味と食感が増していて、作る人たちが、いかに努力を重ねてきたかがわかる。
わたしの拙いブログを読んでくださっている、中学同窓生のTさんから綺麗なお花の絵葉書を頂きました。
やせ細ってまだペンを持つには力が入りません。
お励ましの言葉をうれしく思いました。
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