訪問買取業者
又しても訪問買取業者を家に呼び込んでしまった。
電話で女性が「古本はありませんか?」と言ってきた。
今、毎日家にある本を読んで、古くなって表紙や中身が色あせていたりカバーが痛んでいる本は、資源ごみとして出し、きれいな本は、古本として扱っている店に持っていくつもりで溜めていた。
あんまり溜まると店へ持っていくにも重くなってしまうなあ、と思っていた。
家に来て、タダでも持って帰ってくれるなら楽でいい!と「古本ならあります!」と言ったら「明日行きます」と言った。
来たのは若い男性だった。本のことをいろいろ聞いたり、並べて写真に撮ったりしていた。
だが、しきりに「漫画はありませんか?」などと言う。
さらに、「メッキでもいいのでアクセサリーはありませんか?」
切手は? カメラの古いのは? 古書は? と次々に言い出した。
もう何回も業者が家に来たので残ってない、と言ったら、業を煮やしたのか、
「もうアクセサリーもあまり付けないんじゃないですか?」と失礼なことを言ったり、
「いい時計をしていますが、メーカーはどこですか?」ともぎ取りたいようなことを言う。
そして最後、「ほかにあれば本も引き取ってもいいですが、本だけだと500円にもならないのでブックオフにでも持って行ってください」
と、怒って帰っていった。
手を変え品を変えて、最初の足掛かりを付けようとするものだ。
きっかけに何を持ち出されようが、目当てはそんなものじゃないと、こちらが利口にならなければいけないのだ。
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