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2024年1月31日 (水)

訪問買取業者

又しても訪問買取業者を家に呼び込んでしまった。

電話で女性が「古本はありませんか?」と言ってきた。

今、毎日家にある本を読んで、古くなって表紙や中身が色あせていたりカバーが痛んでいる本は、資源ごみとして出し、きれいな本は、古本として扱っている店に持っていくつもりで溜めていた。

あんまり溜まると店へ持っていくにも重くなってしまうなあ、と思っていた。

家に来て、タダでも持って帰ってくれるなら楽でいい!と「古本ならあります!」と言ったら「明日行きます」と言った。

来たのは若い男性だった。本のことをいろいろ聞いたり、並べて写真に撮ったりしていた。

だが、しきりに「漫画はありませんか?」などと言う。

さらに、「メッキでもいいのでアクセサリーはありませんか?」

切手は? カメラの古いのは? 古書は? と次々に言い出した。

もう何回も業者が家に来たので残ってない、と言ったら、業を煮やしたのか、

「もうアクセサリーもあまり付けないんじゃないですか?」と失礼なことを言ったり、

「いい時計をしていますが、メーカーはどこですか?」ともぎ取りたいようなことを言う。

そして最後、「ほかにあれば本も引き取ってもいいですが、本だけだと500円にもならないのでブックオフにでも持って行ってください」

と、怒って帰っていった。

手を変え品を変えて、最初の足掛かりを付けようとするものだ。

きっかけに何を持ち出されようが、目当てはそんなものじゃないと、こちらが利口にならなければいけないのだ。

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