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2024年2月29日 (木)

薬の副作用

前回の血液検査で肝臓の値が急激に悪くなって、脈の乱れを整える薬を中止した。

2週間たって検査したところ、悪かった肝臓値がほぼ基準値に近くまで良くなっていた。

先生が「何だったんだろうね?」と言われた。

薬の副作用だったにしても、手術後からずっと服用し続けていた薬なのだから、今さら副作用って起きるのかしらと思う。

そんなわけだが飲む薬が減るのはうれしい。

3種類の薬は、心臓の働きを助け、脈の乱れを整え、血圧を下げる作用のある薬と、むくみをとり、血圧を下げる薬と、血液をサラサラにする薬で、どれも重要な薬だから、心臓が正常に働くようになるまで飲み続けることになるだろう。

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2024年2月25日 (日)

いつでもハンバーグ

手術して退院後は、出来合いの冷凍食品を利用するようにした。

生活クラブでいろんなお惣菜を注文してみたが、味が濃すぎたりで口に合わない。

湯煎するだけの冷凍ハンバーグは、ケチャップ味やら和風タレやらあって、いろいろ買ってみた。

やはり値段で、1個300円以上、2個で700円ぐらいのだとおいしい。

原価を考えれば、手抜き分としては、ちょっと高い気がする。

最近、買い物も自分一人では行けないので、生活クラブを止めて、毎週店舗へ買いに行っていた宅配してもらえる地元の生協に変えた。

ハンバーグの材料に、牛ひき肉を300g入り2袋、豚ひき肉を500gを買った。

手間と言えば、玉ねぎをみじん切りにするぐらいで、調理は簡単なものだ。

大きめのハンバーグ15個を形作って、その日に食べる分を除いて、平たい密閉容器に入れて冷凍した。

冷凍の生ハンバーグは、フライパンで両面を焼き、十分中身に火を通すのに煮込みハンバーグにする。

簡単に、コンソメスープの素で煮汁を作り、ケチャップ、ウスターソースで味を調える。

自分で作るのは味の手加減ができて安心しておいしく食べられる。

いつでも冷凍室にこれが入っていれば、心強い。

 

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2024年2月22日 (木)

病後のささやかな楽しみ

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【テレビで猫が出たらしばらく見せてやる。じっと見入り、手を伸ばして画面をさわってみたり、裏側に回ってみたりしている】

 

近頃は友達と電話で話をするにも、最初は本人であったり、ご主人のことだったり、病気の経過を尋ねることから始まることが多くなった。

軽い挨拶がわりの「お元気?」などではなくて、相手が実際に深刻な状況である場合、こちらから電話をすることにためらう。

いつもたっぷりとしゃべりまくる友達とは、前回の電話で、「緑内障で左目が良く見えないんだけど、”医者からは緑内障は治らない。白内障の手術をすることで、少しは見えやすくなるかもしれない”と言われている」という話をしていた。

「遠近がつかめないから、駅の階段などは怖い」と言っていた。

その手術を受けるために1週間入院するはずだった。

10日ほどたって、そろそろ電話が来るかなと思いだした頃、電話がかかってきた。

だが、白内障の手術ではっきり見えるようになったものの、緑内障は変わらないままで、見えにくいのは同じだった。

「もう、八十なんだものねえ・・・このくらいのこと受け入れていかなくては・・・」と、同じ感慨を持つ。

元に戻らないからと歯がゆい思いを引きずっていくより、今出来ることを楽しみましょう!

で、次の目標はお互いの家からの中間にある町で食事をすることとした。

 

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2024年2月15日 (木)

猫を閉じ込めてしまった

まったく、猫というものは狭い奥へ入りたがるものだ。

朝、チラと見たきり一日中姿を現さなかった。

いくらなんでも飲まず食わずで夜まで寝ているはずはない。

「ピッチ・・ピッチ・・」と呼び掛けながら、家じゅうの押し入れを探した。

油断していてどこかから外へ出てしまったのかもしれない。

夜、寝る頃になって、帰ってきたらすぐわかるように、一か所雨戸を開けて、濡れ縁の上にピッチの寝床を置いて、”夜中に何度か起きて確かめることになるだろうな”と思いながら、あきらめて、二階に上がり、寝ることにした。

すると、かすかに物音が聞こえた。

もしやピッチかもしれないと、部屋の中で「ピッチ、ピッチ」と呼び掛けると、次に確かに「ニャ~ニャ~」と答えた。

部屋に押し入れ以外に隠れる場所などないのに、・・いったいどこだろうと、見当がつかなかった。

また「ニャ~」と近くで。

なんとベッドの下の引き出しに入っていた。

朝、下着類を入れている引き出しを開けているとき、サッと入り込んでいたのだ。

それにしても、いつもチョロチョロしているピッチの姿が、一日中見えなかったのは、本当に寂しかった。

 

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2024年2月14日 (水)

一か月後の診察で変化したこと

前回、一か月前の血液検査で、カリウム値が高いからと、医師から果物を控えるように言われた。

それからは、みかんも毎日は食べないようにし、カリウム値が高い食品を調べ、なるべくそれらを避けるようにした。

そのかいあってかどうかはわからないが、今回の血液検査ではカリウムが正常値になっていた。

ところが、肝臓の値がものすごく高くなっていた。

AST ( 基準値範囲 13~37) が 180 (前回60)

ALT (  〃   7~23) が 174 (〃 65)

γ-GTP  (    〃   9~32) が 203 (〃 100)

前回は「少し高いですが、許容範囲内です」と言われていた。

今回はあまりにも急激に悪化しているので、すぐに腹部エコーを受けることになった。

この病院のいいところは、診察中、すぐに必要とあれば、手回しよく追加の検査が受けられる。

検査結果が出て、また診察を受けた。

まだ、異状は出ていなかった。

それから、内科の先生に電話をかけて聞いていた。

「薬を止めた方がいいんですね?」と、確認していた。

脈のリズムを整える〈アミオダロン〉という薬を朝晩ずっと飲んでいたのだが、この薬の副作用によるもののようだ。

〈アミオダロン〉がどんな薬か調べてみると、

《重症の心不全の薬で、呼吸機能、肝臓・腎機能が低下していることが多く、体重が少ない傾向があるなど、副作用が発現しやすい》とあった。

どおりで体重を増やしたくて頑張って食べても、ガリガリ、しわしわ、の体のままだ。

薬は一種類減って、3種類になったが、血液さらさらのワーファリンなど、どれも副作用の心配がある薬のようだ。

最後に「往復20分ぐらい歩いたりしているのですが、大丈夫でしょうか?」と聞いたら、

「大丈夫だと思いますよ」と答えられた。

確信的な答えではなかったので、やはり、こちらの判断で無理のないように運動した方がいいのかと思う。

 

 

 

 

  

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2024年2月 9日 (金)

フレイルに気を付けなければ!

友達からの手紙で、『フレイルにならぬよう栄養価の高いものを選んで食べてください』とあった。

みんなは”体を大事にして・・無理しないで・・”という言葉をかけてくれるが、このような忠告をしてくれる友達はありがたい。

私はとかく、動きすぎないよう、疲れないよう、体をかばいすぎたような気がする。

朝に昼に何かしら家事をした後は、ベッドに入って本を読んだりしながら体を休めていると、そのうち眠くなって寝てしまっている。

知らず知らず、フレイルに近くなっていたのではあるまいかと気づき、午前中、散歩に出ることにした。

 

実は息子に上げるつもりで買っていたバレンタイン用のチョコを、家まで野菜を持って来てくれた人にあげてしまっていて、チョコを買いたいなと思っていた。

この時期だから、スーパーでもバレンタイン用のチョコと包装紙を揃えて売っていた。

今日、リュックを背負ってスーパーまで歩き、チョコと軽い買い物をして帰った。

ゆっくり歩くので、往復で40分、4千歩歩いた。

疲れてまた午後から昼寝をしてしまったが、運動をしたことで、晴れやかな気持ちになった。

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2024年2月 4日 (日)

絵巻物のような便箋

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友達から絵巻物のような便箋の手紙をもらった。

鎌倉の85才ぐらいの女性水彩画家の展覧会で買い求めたものだそうだ。

万葉集をテーマにした絵を沢山描かれていて、この便箋には水彩の野の花に、その花の万葉集の歌が書かれている。

しっかりした和紙の質感もよく、このまま読んで文箱にしまってしまうのも惜しくて、どこかに飾っておきたいような気がしている。

こうして、時々もらう手紙は本当にうれしい。

私は素敵な封筒や便箋で相手に楽しんでもらうどころではない。

切手、封筒、便箋とも有り合わせの無粋なものに、ヒョロヒョロと力のないペン運びで返事を出した。

 

 

 

 

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2024年2月 2日 (金)

久しぶりの外食

近くに住む友達からお寿司屋さんのランチを食べに行こう、と昨年から誘われていた。

やっと、美味しく全部食べられそうな自信が出来て、まだ歩いて30分は無理なので、「車で迎えに来てもらえるなら」とラインで返事を出した。

 

お店には、お昼時、2、3人ずつぐらいの女性たちが数組いて、繁盛しているようだった。

外食は久しぶりなので、ちょっと張り込んで、サラダ、茶わん蒸し、握りずしのセット2千円を注文した。

味は良かったが、サラダは細かく刻んだ白菜がほとんどで、茶わん蒸しにはエビもシイタケも入っていなくて、このゴロッとしたものは何だろうと思って食べると、サツマイモだった。

十貫の握りずしはネタもシャリも小ぶりだった。

来る前にスマホで店の口コミを見たら、”小さくて女性は食べやすい!” とあったが。

私のお腹でも十分食べた!!というほどのことはなかった。まあ、2時間もしゃべりながら食べたせいもあるだろうけれど。

 

これほど、お寿司屋さんの経営は厳しいのだろう。

つぶれる店が多いのだから。

魚の鮮度だけは落とせないし、工夫しながら採算が取れるようなやり方をしているのだろう。

ゴルフ場から近いということで、そこそこ客はあるようだ。

家に帰って、友達からラインが入った。

「おいしかった! こんどは歩いて行きましょう!」

何といっても、散歩がてら歩いて行ける場所にあるのは有難い。

 

 

 

 

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