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2024年2月15日 (木)

猫を閉じ込めてしまった

まったく、猫というものは狭い奥へ入りたがるものだ。

朝、チラと見たきり一日中姿を現さなかった。

いくらなんでも飲まず食わずで夜まで寝ているはずはない。

「ピッチ・・ピッチ・・」と呼び掛けながら、家じゅうの押し入れを探した。

油断していてどこかから外へ出てしまったのかもしれない。

夜、寝る頃になって、帰ってきたらすぐわかるように、一か所雨戸を開けて、濡れ縁の上にピッチの寝床を置いて、”夜中に何度か起きて確かめることになるだろうな”と思いながら、あきらめて、二階に上がり、寝ることにした。

すると、かすかに物音が聞こえた。

もしやピッチかもしれないと、部屋の中で「ピッチ、ピッチ」と呼び掛けると、次に確かに「ニャ~ニャ~」と答えた。

部屋に押し入れ以外に隠れる場所などないのに、・・いったいどこだろうと、見当がつかなかった。

また「ニャ~」と近くで。

なんとベッドの下の引き出しに入っていた。

朝、下着類を入れている引き出しを開けているとき、サッと入り込んでいたのだ。

それにしても、いつもチョロチョロしているピッチの姿が、一日中見えなかったのは、本当に寂しかった。

 

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