« コロナ騒動が終わった | トップページ | 鎌倉の銘菓 クルミっ子 »

2024年6月25日 (火)

文学館の絵葉書

Dsc03020

とうとう絵葉書が無くなった。

文学館へ行ったときは、ショップで絵葉書や便箋を買うのが楽しみだった。

森鷗外記念館に行ったときの、『即興詩人』の表紙の絵葉書は、手元に置いておきたかったのだけど、とうとう用立ててしまった。

まだ文学館へ行くほどの元気はない。

どの文学館も電車や地下鉄などを乗り継いで、さらに歩くことが多い。

せっかく友達にハガキを出すなら、自分の字の下手なのを補うためにも、素敵な絵で喜ばせてあげたい。

もしかして、文学館のウェブショップがないだろうか?

日本近代文学館にたくさんの絵葉書があった。

与謝野晶子の「乱れ髪」の絵葉書が素晴らしいと思ったが、これのみ売り切れだった。

気に入ったのを20枚注文して、すぐに送られてきた。

文学館職員の方の『・・・当館所蔵資料の図版をあしらった絵葉書です。お楽しみいただけたら幸いです。』

と、丁寧な字で書かれた、漱石の猫の一筆箋が添えられていた。

こういう仕事に関わっている人は、繊細な心の持ち主と思われ、絵葉書と共にそれもうれしかった。

 

|

« コロナ騒動が終わった | トップページ | 鎌倉の銘菓 クルミっ子 »