半年前に落とした鍵が出てきた
なんとも不思議なことがあるものだ。
もう半年ほど前になると思う。
駅までのバス路線は2路線あって、バス停まで3分ほどのと、10分ほど歩くのがある。
近い方は、大回りして、時間も少し長くかかるので、たいていは遠くのバス停から乗る。
手術後は、なるべく疲れないようにと、近い方のバス停から乗った。
用事を済ませて、家に帰ったら、バッグに鍵がなかった。
あれこれ思い出して、落としたのは、バスに乗る前、財布からPASMOを出そうとして、バッグをかき回した時に落としたに違いないと思った。
一旦、家に帰り、バス停の手前付近を捜したがなかった。合鍵も作った。
それが、今頃になって見つかった。
バス停で待つ人のために、近くの会社が、椅子を三脚置いてくれているのだが、その椅子の背もたれに私の鍵が引っかけられていた。
私は鍵に、バッグを買った時にサービスでもらった皮のアクセサリーを付けていた。象のアクセサリーは、間違いなく私のものだった。
どうしてあの時見つからなかったのだろう? 道の傍が草むらなので、誰かが草むらへ投げ込んだのかもしれない。
それでも鍵のことだから、見つかれば、疑問も解けて、気持ちが収まる。
今、3本も鍵を持っている。
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