2か月目の心臓の診察
2か月ぶりの心臓血管外科の診察日だった。
病院へ9時前に到着して、採血、レントゲン、心臓エコーの検査をして、診察を待つこと2時間。
診察の順番が近くなったら、掲示板に表示されるが、一度番号が上がっても、また割り込みが入ったりするのは、初診の人が、まず診察を受けた後で、必要な検査をした後、また診察を受けるからだ。
やっと診察室に入り、「今日は大変ですね」と先生に言ったら、「そうなんですよ。50人ぐらいいました」と言われた。
私の検査結果は、「腎臓も肝臓もよくなっていますよ」
前回、心臓が少しすぼんでいい形になったと言われたので、「心臓はまだ縮むのでしょうか?」と尋ねると、
「いや、もうこれ以上は縮みません」ということだった。
この先生は患者を診てやるといった上から目線が全くないところが偉いと思う。
診察が終わると「失礼します」とふつうの人が退く時のように挨拶をされた。
当分は2か月ごとの診察のようだ。
家に帰って、血液検査の表を丹念に見た。
肝臓、腎臓の数値はわずかずつよくなっている。
肝臓機能でγーGTP は 基準値9~32 だが、ずっと大きく逸脱しており、今回も 115 だった。
これが高い場合は薬剤性肝障害の疑いがあるそうだが、心臓の働きを良くする治療薬を飲んでいる以上やむおえないことだ。
それと、BNP の基準値は 0~18.4 だが、これも高い数値が続いている。今回は 88.9 だった。
《 BNP は血管を広げ、尿の排出を促す作用をもっており、心臓へのストレスを和らげる生理作用をもっている。値の上昇は心臓に負担がかかっている状況を反映している 》
こういった数値をみると、私はまだまだ心臓病患者の段階にあると思える。道理で今でも二階へ上がるとき足が重いし、20分も歩けば息切れがする。
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