老犬の散歩
今日は雨が降ったり止んだりで、涼しいので夕方4時ごろにウォーキングに出た。
こういう時間に出会うようになった犬を散歩させている男性がいる。
老犬を無理やり連れだしているので、すぐに目に入る。抱っこしたり、おろしたりしながら。
100mぐらいをUターンして帰るだけの散歩だそうだが、よほど犬が可愛いのか、辛抱強く犬に付き合っている。
見れば、よじれた足で、綱に引っ張られ、一歩進むのも困難な様子だ。
「1時間ほどかかりますが、こうしてでも歩かさないとご飯を食べませんから」
「孫が飼いたいと言って飼い始めたのですが、今こうして面倒をみるのは私だけなんです」そりゃ1時間も散歩にかかってちゃ、忙しい人はできないだろう。
「昨日は動物病院できれいにしてもらいました」 どこを? ふつうの中型犬のようだが、毛を整えたり、爪を切ったりしてもらったようだ。
老犬になって、ここまで大事にしてもらえるのは、ご家族によほど愛されてきたからだろう。
またワンちゃん自身がこうして頑張っている姿をみせることで、ご家族にとって、教えられることがあるのかもしれない。
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