2018年10月16日 (火)

「九日会」

新宿区立漱石山房記念館が完成して1年になる。私はすぐに行ったのだけれど、出来るまではこれからは度々ここを訪れるようになるだろうと思っていたが、建物と展示物が同じであれば、次に行く気にはならない。

ささやかな寄付をしているので、行事のお知らせが届く。

もともと、記念館の名誉館長をされている漱石の孫の半藤真利子さんや、そのご主人の半藤一利さんにお会いできるかもしれないということを期待していた。

9月から、漱石の命日にちなんだ『九日会』の講演会が、記念館で催されることになった。

第一回の講師は半藤一利さんだった。だが抽選にはずれてしまった。

次にこれとは別に「孫から見た夏目家」というのが、今月行われることになり、これも申し込んだが、またもや”はずれ”の通知が来た。

あと、『九日会』の講演会が2か月ごとに来年3月まで3回ある。

記念館の地下の定員70名ぐらいの講座室なので、抽選で当たるかどうかわからない。一度でも当たったらうれしいのだが。

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2018年2月 1日 (木)

冷蔵庫の買い替え

ついに冷蔵庫の寿命がきたようだ。
もう15年ぐらい使っただろう。
今までに2度修理をした。
1度目は「冷蔵庫が開いています」という音声が止まらなくなって修理してもらった。
2度目は製氷が出来なくなって部品を取り換えてもらった。
それから3年ほどたつ。
今度は庫内を掃除していたらプラスチックケースが欠けた。
これはもう全体が劣化していることだと思い、買い替えることにした。
 
思い立ったらすぐに欲しくなる。
その日に主人と電器屋へ行き、まずデザイン、色を見て気に入ったのに決めた。
翌日には設置してもらえた。
 
二人組の指図している方の人は、もう一人にテキパキと要領よく指示して厳しそうだった。
その人が、台所に入って猫を見つけた途端に、「猫がいるんですかあ」と相好をくずした。
 
作業中、猫は隣の部屋に入れておいた。
 
設置し終わり、説明も済んだら搬入した庭との境のガラス戸を閉めて、「猫がかわいそうですから部屋から出してあげてください」と言われるので、戸を開けてやるとすぐにルナが出て来た。すると、その人はしゃがんでルナの頭をしばらくの間愛しそうになでていた。
見ていて、こんなごっつい若い男性が、よほど猫好きの人なんだろうなと、ほほえましく思った。
ルナは老体ながら他人様を癒すことが出来た。
 
気が強くて人にかまわれるのが嫌いだったが、最近は私の膝の上によくくるようになった。動くと怒るのだが、じっと気持ちよさそうにしている。
猫でも老齢になり性格が穏やかになるということがあるようだ。
 
 
 

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