2009年10月25日 (日)

断念したこと

煎茶のお稽古を始めて2年9ヶ月になった。

でも、今年になってから、どうも雲行きが怪しくなってきた。

73才になられる先生の”教える”ことに対する気構えが感じられなくなってきたのである。

何十年もお点前をしていても、19通りもあるお点前をするには、前もって頭に入れておかなければ間違うことが多い。

このところ、お稽古の回数が減った上に、毎回、”前回教わったことと違う”などと思いながらやっていたのでは、そうでなくても覚えが悪くなっている私の頭は、混乱してしまう。

最初の頃は、「何としても、あなたが師範免状をとるまでは、頑張ろうと思います」と言われていたのだが。

最近は、1段階ごとの許状を、とり急ぎし過ぎるきらいがあった。

”お点前をしっかり身につけて、普段の生活にも生かしたいし、たまには、着物を着て出る、お茶会の雰囲気もいいかもしれない”などと、これからの人生の楽しみの一つにしたいと思って始めたのだけれど。

もう今月で終わりにした。

でも今までが無駄にはなっていないし、これからも生かさなければならない、と思っている。

出来ることなら、2週間に1回でも、お点前どおりにお茶を淹れて、お茶の心を味わえたらいいのだが。

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2009年8月23日 (日)

煎茶教室

今年は冷夏だったせいで、農作物に影響が出ているらしい。

今頃になって残暑が厳しいが、日照時間が少なかった分、少しでも埋め合わせがつくならば、と、辛抱辛抱という気になる。

暑ければ、気合いを入れて何かしようという気が起きない。

久しぶりに煎茶教室があるので、今やっている冷茶点前を思い出そうとしたが、すっかり忘れてしまっている。

自分で覚え書きしておいた手順書きを見ながら、頭の中でイメージトレーニングをした。

なんとか大筋だけは、よみがえったかな、、、。

先生宅の門をくぐると、鍵がかかっている。車もない。ご主人とお出かけのようだ。

毎年、8月はお休みと言われていたのに、「8月は○日と、△日です」と言われた。

”あれっ、今年はやって下さるのかな”と一瞬いぶかしく思ったが、して下さるなら、余計なことは言わない方がいい、と、「○日と△日ですね」と念押しだけした。

後日、お稽古仲間の方から、納涼会の連絡が入った。

「○日はお稽古ではなかったんですか?」と尋ねたら、「ええ、私も先生の家まで行ったんですが、、、8月はお休みだそうです」とのこと。

”納涼会よりは、お稽古をしてもらいたい!”

今年は、1ヶ月に2回あるはずのお稽古が1回になることが多かった。

1月は新年宴会で、3月はお茶会に出席したから、5月は先生が毎年病院で念入りな検査をするので疲れるから、7月は下旬は暑くなるから、というぐあいで。

それでも、お点前をしている時の”しっかり覚えなければ!”という脳への刺激と、”おいしいお茶を淹れたい”と念じながら、丁寧に茶道具にさわる感覚が好きで、ずっと続けたいと思う。

先生の方が、おっくうになられたようなのが、こちらの気持ちを中途半端で落ち着かない気持ちにしている。

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2009年7月 6日 (月)

冷茶点前

煎茶のお点前で、今、時期的にちょうどよい、冷茶点前を習っている。

お湯の温度が低ければ低いほど、お茶の葉を急須にいれておく時間を長くし、何度もゆすったり(練るという)するだけのものだが。

水でもおいしく淹れられる。冷蔵庫から出したばかりの水では無理だが。

先日のお稽古では、二人が同時に淹れて、飲み比べたのだが、おいしかった方が、明らかに水の温度が高かった。

一方は、水が足りなくなって、冷蔵庫から出して、水注に水を足したものだったから。

この次は、焙茶(ほうじ茶)点前になる。

ここら辺までは、実際にも役に立つ。

私が習っている流派には、初伝と、奥伝があり、初伝のお点前は7つある。

私は、今までに、4つの許状をもらった。

あと、3つ許状をもらったら、一応、師範になれるのだが、そのときは、看板料という大きな出費を必要とする。

最初は、何年か習っているうちに、自然に最終の免状までもらえるようになるだろうと、おもっていた。

だけど、最近は、その気持ちがなえてきた。

長くやっていて、上に進めば、出かけなければならないお茶会も多くなるし、お点前を披露することもある。

大きなお茶会だったら、1万円ということもある。

どうも、先生方のお話を聞いていると、楽しんで出席するお茶会よりも、割り当てられて、仕方なく出かけることの方が、多いようだ。

お点前をやっている時間は、集中できて、楽しい。

でも、その先の目指すべきものに、魅力を見いだせなくなった。

もう、おいしいお茶でお客様をもてなすことは出来る。

少しは作法も身についた。

出来ることなら、師範の免状の手前までいって、下っ端のままで、時折、お稽古を楽しめたらいいのにな、とズルい気持ちでいる。

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2009年3月31日 (火)

煎茶会

Rimg0585 煎茶のお稽古を始めてから、初めてお茶会に出席した。

川崎市煎茶道会の主催で、川崎大師で毎年行われている市民煎茶会だ。

お稽古を始めて2年になるので、そろそろ断ってばかりもいられなくなった。

5つの流派のお茶席が設けられていて、お茶席券は4枚あったので、4席に入った。

煎茶席が一つと、あとは玉露席だった。

お点前は、流派によってまったく異なる。だから、お茶を頂くときは、先頭に座っている正客のやり方を見て、それに倣う。

私が習っている東阿部流が他の流派と大きく違うところは、お茶を飲む時、楕円形の茶托を縦にして茶托ごと手に載せて頂くことである。他の流派は畳の上に茶托を横にして置いておく。

席に着く前に正客を決めるとき、いつでもみんな譲り合って、なかなか決まらないことがある。

正客はお点前が始まったら、主催する亭主とのやりとりで、掛け軸から、お花、道具の1品1品はもとより、お菓子まで、素性をみんなに聞かせる役目があるから大変だ。

私は、スクワットを毎日100回続けているから、膝は随分と正座に耐えられるようになったのだが、待ち時間と茶席とで、最後はもう中座しようかと思ったくらい膝が痛くなった。

やっとお茶会に出席したのに、「次はお点前をして下さいね」と言われる。そうなると、楽しんでばかりいられなくなる。「まだ無理ですので」と言えるあいだがいいのだけど、これまたそうは言っていられなくなるのが困ったことだ。

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2008年6月 7日 (土)

1ヶ月ぶりの煎茶教室

先生のご都合で1ヶ月ぶりのお煎茶教室だった。月に2回なので1回抜けると1ヶ月間が空くことになり、お点前を始めても順序よく手が動かない。

動作が滞りがちで先生からのお声を待って次の動作に移るという具合だ。今回は行く前に自分で書きとめた覚え書きを見て行かなかったからよけいだ。

いつもお稽古のあった日は家に帰ってから復習して、一通りの手順などを書き、1回1回、間違いを訂正しながら書き直しているので、今やっている小さい机の上でするお点前は8回目なので、ほぼ正しいものになっていたと思う。

それなのに、1ヶ月前の記憶ときたら、さっぱり思い出せない。

多分、ピアノもそうだが、先生のほうでは、歳だからこんなものかと、大分割り引いて考えておられるに違いない。

とにかく今回で終わり、次のお点前に入る。

お煎茶というのはもてなしの点前であるから、お盆とか机とか茶櫃とか茶器を置く道具によって変わるし、お客の座る位置によっても変わる。数年間は覚えるために習うようだ。

私など新しいお点前に入るとそれまでのは忘れてしまっているから、全部覚えきることは出来そうにない。

でも楽しい時間でもある。覚えなければならないという課題があるからより充実した楽しみといえるのかもしれない。

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2008年1月16日 (水)

お煎茶免状初申請

Rimg0375 【窓際でお昼寝 時々気持ちよくてニャ~~】

去年の3月から習い始めてから、ほゞ1年近くになるのだが、15回終えたところで初伝の最初、盆点前の免状を申請することになった。

それで今は次の段階のお点前を始めている。まだ自分としては習得できたとは思えないのだけど、免状が次々控えているから先生としては、『仕上がった』と思えなくても進むしかないのだろう。

ただでさえ覚えが悪いのに、2週間に1回だから習いっぱなしだと記憶が持続しない。それで、お稽古があった日は、その日のお点前を思い出しながら復習してみる。曖昧な部分は赤ボールペンで記しておき、次のお稽古の日に確かめるようにしている。

それでも盆点前で、不明なまま残っているところがある。まあ、お点前が進んでも同じ所作も多いから、そのうち解決するか、と。

”思い出す”ということが脳のトレーニングになるということだから、私にとっては、あれもこれもボケ防止ということになる。楽しみが脳トレ、これに超したことはない。

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2007年10月19日 (金)

初期段階からやっと脱出

煎茶の先生は決して無理をなさらない。

8月は暑いからお稽古はお休みだったが、9月は1回だけだった。お稽古日がお茶会の前日になったため、気忙しいからとお休みすることになった。日を変えてもらえばよいのだけど、やりくりするのはお嫌らしい。

お稽古料は1回2千円で月2回ということになっている。その点で自由がきく。

でも少しずつでも習得出来ていくのが嬉しい。今回やっとお点前を始める前の段階の、茶巾、盆巾のたたみ方、お湯飲みと茶托の拭き方が間違えずにやれるようになった。

私は特に動作を見て、それと同じことをやるということが頭の中に取り入れられない。昔から歌よりもダンスなどが覚えるのに人一倍時間がかかった。

これでやっと泥沼からはい上がれたような気がしている。これからは少しはスムーズにお点前の流れにのれるだろう。

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2007年6月 1日 (金)

老化の表れ

近頃は、何かと言えば”65才以上の高齢者”と言い、65才からが実質上の年寄りとみなされる。私もそれに近いのだから、身に覚えることが出てきたって当然だろう。

煎茶のお点前を始めて、1時間くらいも正座していると足が痛くなってくる。生徒が2人以上居れば、お点前する人と客になる人が途中で入れ替わるから、座りっぱなしということはないのだが、生徒が1人だから一度座ると終わるまで座りっぱなし。

長時間正座していると膝の筋を引っぱった状態が続くため、弾力性が無くなった筋が痛み出すのだ。

足のしびれなら慣れればしびれなくなるが、これは我慢するのは足のためによくない。痛くなってきたな、立たなければ!と思っているうちに、お手洗いにも行きたくなる。で、お点前の最中でありながら、中断することになる。

ところで、先生はといえば、70才を過ぎていらっしゃるのでやはり、一度お手洗いに立たれる。そして時々「足がつった」と言われ、痛そうにしばらく足を投げ出しさすっていらっしゃる。だから私も遠慮はいらない。

こうしてお話好きな先生と世間話を交えたりしながら、2時間余りを過ごしている。

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2007年5月 5日 (土)

煎茶のお稽古

Rimg0240

煎茶点前のお稽古を始めて3回目。ここらあたりは、横浜が本拠地である東阿部流を習っている人が多い。以前2年間習った静岡が本拠地の黄檗弘風流とは、まったく違う。と言っても、「煎茶にお点前ってあるの?」と聞かれるほど、知らない人も多い。

まず、お点前を始める前の作法から。そして茶巾、盆巾の使い方。先生がされるのを見てやるのだが、これがさっぱり覚えられない。覚えられなくても、繰り返し繰り返ししながら、1つずつでも覚えて進んでいくのが楽しい。

そのうち自然に身につくだろう。教本がないのだから復習しようにも、うろ覚えで間違ったまま練習していたんでは、かえってややこしくなる。

お稽古の時間を楽しめればいい。お茶を味わうという雰囲気がいい。そしておいしい玉露を何杯もいただける。生徒が一人だから。

母に”煎茶のお稽古を始める”と話したとき、『昔、おじいさん(母の父)が「抹茶は、平点前(基本の点前)ができればいい。煎茶の稽古をよくする方がいい」と言っていた』という話をしてくれた。おじいさんは華道と茶道の免状を持っていたそうである。

月に2回。今から始めるお稽古だもの。私の人生に彩りを添えてくれるもののひとつとして、ずっと続けたいと思っている。そして、上手になって、友達に玉露をふるまってあげたい。

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